2023.11月号-暮らしはアート

2023.11月号-暮らしはアート
kazuma   人生は選択と集中   若い頃にはなかなかこれが出来ませんでした「選択と集中」。 自分がまだ何者でもない若い頃、自分は何がしたいのか、 どういう人生を歩みたいのか、何が得意で何が苦手なのか。   知識と経験不足により判断材料が乏しかったことも関係していると思います。 あれこれと目移りもしました。 才能や環境といった条件もあります。 大学は芸術家を養成する場所へ一年受験浪人までして行きました。 その時点でかなり方向性は「選択」されていたはずです。     しかし寝食忘れて没入するほど「集中」は出来ていなかったと思います。 画学生時代は覚悟を決めきれずに迷いがありフワフワしていた4年間でした。   大学卒業後に一年バイトしてお金を貯めて、その次の一年間ドイツへ留学しました。 他国からの同じ年頃の留学生たちとの交流もあり、

2023.10月号-暮らしはアート

2023.10月号-暮らしはアート
kazuma   あらがう老い  受け入れる老い   先月号で「運動習慣と人生の有用期間」というタイトルで記事を書かせて頂きました。 ちなみに「人生の有用期間」についても書いてます過去のブログ記事はこちら↓ https://kazumadesign.com/%e4%ba%ba%e7%94%9f%e3%81%ae%e6%9c%89%e7%94%a8%e6%9c%9f%e9%96%93/   今号も関連するテーマとなります。 運動不足を解消してなんとか日常に運動習慣を取り入れ、 元気にながく活動し続けることができる身体を目指す! という事で今年の8月1日から毎日スポーツジムで汗を流しています。   日曜日だけお休みにして毎日です。 現在2ヶ月半経過中。(まだまだっすね)汗 毎日通うと決めたのには理由があります。 ジム通いを1日おき、2日おきとしてしまうと毎回「意志の力」が必要となります。

2023.9月号-暮らしはアート

2023.9月号-暮らしはアート
kazuma   運動習慣と人生の有用期間   デザイナーという仕事がら、長時間椅子に座りパソコンモニターと睨めっこしていますと、 どうしても運動不足になります。   50歳を過ぎ、とくに脚力が衰えて来ます。 代謝が落ちて来てるせいか普通に生活してるだけで太って来ます。   日本人の平均寿命はどんどん伸びているそうですが、活動できない身体で長生きしても面白くありません。 できれば死が訪れるその瞬間までイキイキ動ける元気な身体で生きたいものです。 そう! 目指せピンピンコロリ。   そこで一念発起して、8月からスポーツジムに通うことにしました。 毎日です。 1日24時間のうち1時間を捻出し、運動時間に充てることに随分と覚悟がいりました。 なぜなら毎日1時間という事は日々の人生、暮らしの一部になるからです。 まだ1ヶ月半しか経過していませんが何とか運動習慣は続け

2023.8月号-暮らしはアート

2023.8月号-暮らしはアート
kazuma   我が家の夏の横浜   8月14日〜16日まで2泊3日で横浜市へ行ってきました。 中学生の娘がダンス部でしてその全国大会に出場という事で応援に行って来ました。   この全国大会出場に向けて日々ハードな練習にあけくれていた様です。 足指には絆創膏、腰には湿布を貼りながら満身創痍の状態で挑んでおり、 そんな日々のがんばりを知っていたせいか、各校たった2分間の本番の演技に目頭が熱くなる思いでした。   台風 7号が近づいていましたので、十六日大会本番の前日に横浜入りして会場へ遅刻しない様に準備していましたが、 横浜市では一時的に降った時もありますが殆ど台風の影響はなく大会本番を迎えました。   結果は惜しくも残念ながら入賞はできませんでしたが、親としましてはいい思い出となりました。    子供が健全な何かに熱中しているというのは

娘と画材

娘と画材
僕には中2の娘がおりまして、子育て論といった大した事ではありませんが、 意識して気をつけていることがあります。   子供の教育方針としまして【長所進展法】を採用しています。 提唱者は、2014年に亡くなられました有名な経営コンサルタントだった船井幸雄さん。   簡単に言うと、その人のよいところ、得意なところ、上手にできていることを伸ばしていく方法。 長所を伸ばしていけば、短所は自然に消えていくらしいです。 船井幸雄氏によると、「長所伸展法」がうまくいくのは、それが「ツキの法則」にかなっているから。 ツキをもたらすもっとも初歩的な方法とは、「ツイているものとつきあう」ということだというのです。 自分の中のツイているものである、 「うまくできること」 「自信があるこ と」 「好きなこと」 を見つけて、それとつきあっていく。 伸びた部分のプラスが短所のマイナス部分を補って、多少の凸凹(でこぼこ)はあっても、伸びる

2023.2月号-暮らしはアート

2023.2月号-暮らしはアート
kazuma   創る事で遊ぶ。 創ったもので遊ぶ。   我々が人生を味わい深く楽しむ為の真髄は、 幼少の頃誰もが遊んだ「保育園の砂場」にあったんだと思うことがあります。     僕自身のこれまでの人生が「モノ作り」に関わる事が多かったという事もあり、 こういった表現になるのは自然な事です。   僕が幼少の頃は新聞の折込チラシの裏面が当時の印刷技術の低さから白紙のものが多くあり そこにお絵描きを毎日のようにしていた記憶があります。     絵を描くことが好きで、その流れのままに美大を卒業し、社会人になってデザイナーになり、 今でもお庭・外構の図面とグラフィックデザインをしています。   趣味は結婚してから目覚めたDIYに没頭し、今ではDIYerとして15年以上のキャリアがあります。   &

若者たちのきらめき

若者たちのきらめき
昨夜、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場PLATへ、 第10回桜丘高等学校・ダンス部自主公演「THE NEXT EPISODE」を観に行ってきました。   ダンス部10周年という事でメモリアルな記念公演でもあったようです。   僕自身はダンスの体験も知識もない普通の素人のおじさんですが 今回の中高生たちのステージ。   圧巻でした。   あまりのもハイレベルで、びっくりしたのです。   ダンス、チームワーク、表情、音、映像、舞台上の全ての演出が   あれほどまでのハイレベルなパフォーマンスだとは思わず、 あまりの素晴らしさに度肝を抜かれ圧倒されました。     あのレベルまで練り上げるまでに、どれほどの努力があったことか、 本当にあの若者たちに 感動をありがとう! と伝えたい気持ちです。    

2023.1月号-暮らしはアート

2023.1月号-暮らしはアート
kazuma   年始めに思う事。   新年が始まりましたね。 我が家の新年は元旦に初日の出を見に行き、 その帰りの足でそのまま映画館にてアニメ映画「すずめの戸締り」を鑑賞しました。   ここ毎年、元旦にはあえて家族行事を予定に入れています。 それまでだいたい元旦の朝からダラダラと過ごしていた為、新年最初はいいスタートを切ろう! という事でそうしています。 これも続けたいと思います。   この歳になると改めて続けることの大切さを感じます。 仕事、家族、人間関係、趣味、いろいろと。 時には続ける事をやめてしまいたくなる時だってあります。 誰にだって何にだって物事には浮き沈みがありますから。   そして、最近は物欲が少なくなってきまして、これも年齢でしょうか。 自分のやりたい事、ライフスタイル、在りたい姿、自己哲学が明確になってきたからだと思いま

2022.12月号-暮らしはアート

2022.12月号-暮らしはアート
kazuma   今年ももうすぐ終わります。   2022年12月ですね。今年ももうすぐ終わります。 年々感じている事ですが、本当に今年一年はとても早く過ぎたように感じました。 僕にとっては、50歳になって老眼がきた年(笑)。 娘が中学生になった年ですね。   お仕事は皆様のお陰様で忙しくさせて頂きました。 充実した一年でした。   カズマデザイン事務所としてテーマにしている言葉があります。 「日々の何気ない暮らしを楽しむ」です。   これは僕自身の人生経験から得た自己哲学の1つでもあります。 これは決して楽なダラダラした暮らし、退廃的な暮らしをするという意味ではなく、 目の前の小さな日々の出来事に喜びを感じよう!という事です。   子供や近所の方と交わす1つ1つのコミュニケーション、野に咲く花に美を感じたりする事です。 僕の魂がそう

2022.10月号-暮らしはアート

2022.10月号-暮らしはアート
kazuma   ヒーローについて。   つい先日、デザインの仕事でZoomで打合せをさせて頂いた時に「ヒーロー」というワードが出てきました。 幼少の頃から少年漫画やアニメなどでヒーローものを見てきた、 とくに男性にとって今だにときめくワードではないでしょうか。   「ヒーロー」と聞くと、少年漫画を見て育った僕としてはどうしても 「圧倒的なスーパーパワーを持った人」という「能力」の方に意識がいってしまいがちです。   そんな圧倒的能力と正義の心を持った人が、悪を倒していく。 なんて単純明快でわかりやすいんでしょう。 僕は単純明快な事が好きなのですが、やはり世の中はそう単純ではない事はこの歳になるとわかりますよね。   正義も立ち位置、見る角度によってコロコロ変わります。 正義の名の下に大量殺戮をしてきた人類の歴史を見ればそれは明らかです。   こ