僕は、ブログではなるべく
宗教と政治の話題を書かないようにしています。
理由は単純で、
そこには本当にいろいろな考え方の人がいて、
少し角度を間違えるだけで
簡単にケンカになってしまうからです。
ただ、今回は
自分の中で感じたことを
少しだけ、静かに書いてみようと思います。

投票日になると、毎回訪れる場所があります。
地元の投票所。
そこは、
僕が卒園した保育園です。
大人になってからも、
こうして同じ場所に足を運び、
今度は「一票」を投じている。
人生って、面白いものだなと
毎回、同じようなことを思います。

昨年の参議院選挙では、
「政治が少し動いたな」という感覚がありました。
それまで
泡沫政党と呼ばれていた政党が存在感を増し、
一方で、与党である自民党の人気は大きく落ち込みました。
あの選挙を境に、
空気が変わった気がしています。
30年間。
サラリーマンの平均給与がほとんど上がっていない国。
先進国で、これは日本だけだそうです。
それでも、物価は上がり続け、生活は少しずつ、確実に苦しくなる。
「そのうち何とかなるだろう」
そんな楽観が、もう通用しなくなってきた。
それが、今の国民の感覚なのかもしれません。
そして最近、今まで投票に行かなかった人たちが投票所に足を運ぶようになってきている。
これは、とても大きな変化だと思います。
相変わらず、与党である自民党の人気は低迷しています。
ただ一方で、高市総理個人の人気は非常に高い。
政党と個人。
構造と人物。
この二つが、
必ずしも一致しない時代に入ったのだと強く感じます。

投票所からの帰り道、
いつもの道を歩きながら、
そんなことを考えていました。
派手な答えは出ません。
白黒もつきません。
でも、「考えたうえで投票する人」が少しずつ増えている。
それだけで、この国はまだ大丈夫なのかもしれない。
そんなことを思いながら、静かな一日が終わりました。
