家族で豊田市美術館で開催されています「奈良美智展」を見に行きました。

奈良さんは愛知県立芸術大学の美術学部の油画科を卒業後、単身ドイツへ渡り
海外で評価され、世界的に有名なアーチストとなった方です。

 

一見、落書きのように見える奈良さんの絵。
まったく絵心のない人が見れば、

ちょっと器用な人なら誰でも描けそうに錯覚してしまいそうな、

大きな目をした少女の絵。

 

違うんです。
圧倒的な画力に支えられた、絵画的な絵なんだと思います。
画集を見てもわかりますが、本物を見てください。
洗練された構図。
深みのある色の塗り重ね方。
高度なテクニックあっての絵だと思います。

 

少女というモチーフを使いながら、
まるで、自分と何度も何度も向き合って自画像を描いてるかのようです。

 

機会があれば、ぜひ本物を見に行ってください。