最新のテクノロジーの情報にはワクワクします。
なぜならそれは日々の生活、暮らしを便利にするものだから。
そして、そのテクノロジーを一度味わってしまうと戻れないんですよね。
例えばウォシュレットが登場したときには驚きました。
もう戻れないですよね(笑)

以前は、Apple製品に新製品が登場するたびにワクワクしていました。
i-phoneの登場は、暮らしを変えました。
Apple創業者のスティーブ・ジョブズが生きてる頃までは良かったんです。
スティーブ・ジョブズが亡くなった後はなんだか新製品の感動が弱く感じるんですよね。
久々に驚く製品であったApple Vision Proも価格が60万円くらいして僕のような庶民には手が届かなくて現実味がないんです。

なので、最近はワクワクする最新のテクノロジーの情報はもっぱら、イーロンマスクを追っています。
船瀬俊介 著「イーロン・マスク 未来を創る男」を読みました。
ワクワクしました。

例えば。。。皆さんにとっても身近なお話で言うと「車」です。
この先の車のテクノロジーのゴールは決まっているんです。
完全自動運転です。
ゴールである完全自動運転が達成できれば、ガソリン車(内燃エンジン)だろうが水素だろうが動力源は何でも良いのですが、
現在の技術では、完全自動運転には高度な電子制御技術が必要とされ、その点でEV(電気自動車)が優位だと言われています。
でもなぜか日本では「EVは終わった」とか「バッテリー問題がある」とか「充電ステーションが少ない」「充電に時間がかかる」とか言われて、
相変わらず内燃エンジン(ガソリン車)の方が売れて、EV車はあまり普及していないですよね。
EV車が普及するためには充電設備(インフラ)とセットでなければ厳しいです。

(以下、船瀬俊介 著「イーロン・マスク 未来を創る男」58ページから抜粋)
「なぜ日本だけEVが普及しないのか?」
その原因は一言で言えば充電設備における〝イヤガラセ〟が元凶。
それまでの日本のEV用充電器普及は〝NCS〟(合同会社日本充電サービス)が担当してきました。
それが特殊法人〝イー・モビリティ・パワー〟(EMP)に引き継がれた。
これは政府、電力会社、自動車などが共同出資して設立された。資本金200億円。官民合同の寄せ集め部隊。
〝かれら〟が画策したのが「ガソリン車を守れ!」「EV普及させるな!」これが合言葉の妨害工作だ。そのために導入されたのが〝チャデモ規格〟なのだ。
(抜粋終わり)
日本はまさにガラパゴス状態。
アメリカのテスラ社や中国にずいぶんとEVは先を越されてしまっています。
周回遅れです。
(僕は国内メーカーが実はものすごいEV車を開発し隠し持っていて発表のタイミングを狙っている状態だと信じたい!)

かつて日本でも、1989年に国立環境研究所に在籍していた清水浩氏がたった一人で世界最高性能EV〝IZA〟を完成していたんです。
空気抵抗(cd値:0.19)最高速176km/h。
ニッケル・カドミウム電池搭載で1充電あたりの走行距離548km。リチウム電池なら1400km走行。
しかし、どこの国内メーカーも相手にしませんでした。
1989年といえば、天才イーロン・マスクはまだ17〜18歳くらい。
何歩もリード出来てたはずなのに、もったいない。
アメリカは州によって法律が違いますから、とある州では今現在、既に完全自動運転のEV車が走っているそうですよ。
バッテリー問題、充電設備(インフラ)の問題、車の保険のカタチ、法律の整備等々。。。
日本で完全自動運転のEV車が走るのはまだ10年はかかりそうですね。。。トホホ(苦笑)
