我が町、豊川市御油町。
御油が一年の中で、僕が一番美しいと感じる時が、この音羽川の堤防沿いの桜並木です。
大学時代から数えて20年ほど住んでいた名古屋から、一時的に故郷の豊川市に戻り
豊川市か名古屋市、どちらで子供を育てようかと迷っていた時に、ココだ!と決心した決め手が
この桜並木の美しさです。
高校生時代まで当たり前に見ていた御油の風景。
「こんな田舎に住みたくない!」
なんて生意気なことを言って、名古屋での一人暮らしを始めた若き日のあの頃。。。。
結婚して子供ができて中年になって、当時まだ幼児だった娘を抱っこしながら
この音羽川の堤防沿いの桜並木を、20年ぶりに見た時、
なんて美しいんだ!
と目頭が熱くなるほどの感動を覚えました。
幼少から高校生時代まで当たり前に見ていたこの風景の美しさに気づくまで
僕は随分と歳月が必要だったようです。
いい町ですよ、御油は。