kazuma
生きること
誰もが一度や二度、いや何度か考えた事があると思うのです。
「何のために自分は生きてるの?」
僕が最初に、深く「生きること」について考えたのは、父親が亡くなった時でした。
五十七歳で亡くなりました。
団塊の世代(より6年くらい前に生まれた世代)であり、仕事で海外出張の多い父親でした。
中国の北京に滞在中に突然倒れたのです。
心不全でした。
当時僕は実家から離れ、愛知県瀬戸市で社員寮生活をしていました。
勤務中に母親から職場に電話があり、震える声で亡くなった事を告げられました。
翌日、父親の会社の方と一緒に北京へ飛び、父親の遺体を引き取りに行きました。
そして実感の無いまま、黒い柩と一緒に帰国しました。
父親は本当に立派な人間でした。
頑固者でしたが決して逃げることをせず優秀で博学な人でした。
僕は子供の頃、大人は皆こんなふうになれるんだと思っていましたが、なかなかあそこまでの立派な大人には出会えません。
僕自身も中年になりましたが、あの頃の父親に、実力、精神性ともに遠く及ばずです。
亡くなって改めて気づきました、父親の偉大さに。
次に祖母のお話です。
今現在、百二歳。
自分では何もできず他人のお世話になりながら老人ホームで暮らしています。
残念ながらボケており、孫の僕が誰か認識できません。
「はよ死にたい」とよく老人ホームで言っているそうです。
このように身内の中に短命の人と、長寿の人がいます。
僕の中で、強烈な人生の対比として心に刻まれています。
長生きが幸せと言う人もいますが、今の祖母を見ますと、幸せとは思えません。
そうかといって、あまりにも短命だと、なんだかなあと思います。
短命だろうが、長寿だろうが人は必ずいつか亡くなります。
春になると、堤防沿いに美しい桜で彩られる地元の音羽川。
毎年僕は、この景色に人生の儚さと美しさを重ね合わせます。
ほんの短い間に美しく咲いて散る桜。
とうとうと川の水面をゆっくりと桜の花びらが流れてきます。
人生の短さに悲観するのではなく、限りある人生だからこそ、
「命ある限り、いきいきと生きる!」
これだと思います。
つまり「今この瞬間、いかに生きるか」だと思います。
なりたい自分に向かう「行動」こそが人生。
なりたい自分に向かう行動をやめなければ、道半ばにして人生のどこかで必ず死は訪れます。
達成したい目標が叶えば、次の目標を設定して、なりたい自分がアップデートされていきますから、最終的なゴールなんてありません。
でもそういう生き方をしていれば、金太郎飴のようにどこで切っても完成形です。
自分の人生に悔いは無いはずです。
いろんな人の人生や先生に学びながら、この命あるかぎり、日々の何気ない暮らしを楽しみながら、
今日も積極的に生きますよ〜♪
yoshimi
時間の使い方を 良くするには
「バーチカル手帳」がオススメ!
今年も早いもので残りわずかですね。
時間は誰にでも平等に一日二十四時間あり、
なんとなく過ごしている人も、意欲的に活動されている人でも、必ず明日が来ますよね。
「明日やればいいや」「来年にはやろうかな」と「その時が来たら…」「いつか〜」とはっきりと目的も持たず、日々の目の前の生活で時間が過ぎている方は、「時間に追われている人」です。
逆に「来月末までに〜を達成させたいたから、今日はコレとコレをしよう」
「来年から〜をスタートしたいから、まずは今、コレをやってみよう」
という風に未来のイメージや目標を描き、そのために今できそうなことを考え、
毎日の大切な時間を活用する側になる人は「時間を追う人」です。
私も整理収納する前、そして専業主婦時代は前者でしたが、今は後者になれました。
脳は目的に向かって働く性質があると知り、意識的に「いつ頃までにどうなっていたいか」と考える癖を身につけることができてきました。
「忙しい忙しい」と言っている人は、今自分が何にどれだけ時間を使っているか把握できてない状態です。
押入れの整理収納をするには、中身を全部出して分けて、いるものをキレイに収納すれば良いですが、頭の中のことは出せませんので、書いて、目で見て、把握することが大事なんです。
今よりも時間を上手に活用したい方は、バーチカル手帳がオススメ!バーチカルとは「垂直な」という意味です。
月間カレンダーページと、一週間が見開き一ページで一日の時間枠が縦になったタイプがオススメです。
月間ページの書き方は通常通りで良いですが、週間ページにも書き写します。
二度手間ですが、時間を詳細化することで隙間時間が見えてきます。
用事だけでなく、出発する時間、買い物、見たいテレビなど、細かいことまで書くのがオススメ。
整理収納講座でもこの方法をお伝えしていますが、受講生さんたちも遅刻がなくなったり仕事の効率が上がるなど、効果絶大です!
子育てや仕事で忙しい主婦は毎日沢山のことをこなさなければなりません。
でもそれは自分が選んだ生活。
「忙しい」と言わない自分になりたいですよね!
百円ショップのセリアにもこの手帳が売ってますので、最初の一歩にオススメですよ♪