kazumaです。

 

今日は夫婦で名古屋まで映画「トーベ」を観に行ってきました。

皆さんご存知のムーミンの作者トーベヤンソンの映画です。

 

ホワっとしたムーミンの世界観と違い、作者のトーベヤンソンはとてもぶっ飛んだ激しい人でムーミン世界とのギャップがありとても興味深い作品でした。

特に芸術と自由を愛する人の心には刺さる作品だと思います。

油画を描く芸術家として大成したかったようですが、彼女は絵画活動の合間に気晴らしとして描いていたムーミンの方が有名になり富と名声を手に入れました。

僕自身、美術大学の油画科を卒業した元画学生です。

 

画家を挫折し、今はエクステリアプランナーとグラフィックデザイナーをして生きていますので、

トーベと重ね合わせるのは大変おこがましい事でありますが、そういった背景から感情移入できる映画作品でした。

 

 

先月も、名古屋市にて開催されてました「ムーミンコミックス展」での原画の描線の素晴らしいこと!♪

http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji210911.html

 

 

僕は改めて思いましたよ。

作品の制作者の人間性と作品性は関係ないと。

 

例えば昨今、映画の世界でも出演者が不祥事を起こすと公開中止になったりするじゃないですか。

出演者にスキャンダルがあっても作品に罪は無いので胸を張って公開すればいいんですよ。

創造エネルギーのめちゃ高い人は、社会のルールになんか収まらないんですよ。

僕自身が物作り側の人間なんでそう思うのかもしれません。

 

 

例えば。。。

僕の好きなピカソ。

人間性はおそらく自己中で女性もとっかえひっかえ破茶滅茶でした。

 

ゴッホだって弟テオの経済的援助が無ければ生きていけない社会的落伍者でした。

それでもピカソもゴッホも世界中の人を感動させる作品を残したんじゃないですか。

 

タイムマシーンがあっても、僕は超自己中のピカソと友達になれそうもありませんが、作品は大好きです。

パリのピカソ美術館には2回行き、作品の魅力に惹き込まれました。

パリのピカソ美術館

 

 

話しがとっちらかっちゃいましたが(笑)

結局、僕は何を言いたいのかといえば。。。

自分に嘘をつかずに、世間の顔色を伺いながらビクビクいきるのではなくて

「自分が本当に好きなように生きればいい」

という事です。

 

 

自分が心からやりたい事、在りたいように、真剣に情熱的に生きていれば

きっと応援してくれる人も現れるし、もしかしたら誰かが感動してくれるかもしれませんよ。

 

 

ムーミン好きな人、芸術好きな人、自由を愛する人

 

映画トーべ

 

は是非オススメです!