6歳になったばかりの娘の絵です。
いい絵だと思います。(少々、親バカですが。。。)
1枚目は「家」です。
とんがった大屋根に煙突、階段や台所のレンジも表現されています。
横から見た状態、上からみた状態、自由ですね。
平面上の空間表現の約束事は完全に無視です。
そんな大人達が作った描画テクニック知りませんからね。
楽しそうに描いていました。
僕にもそんな時代がありました。
画家を志す画学生でした。
子供の頃は夢中で描いていました。
大好きだったんです、絵を描くことが。
あの頃は新聞の折り込みチラシの裏が白色で
よくそれに描いていました。
周りの大人たちにも褒められて(子供の絵なんで上手いも下手もありませんが。。。)
それに気をよくして益々何枚も何枚も描く描く描く〜!
ただ小学生の何年生くらいだったか忘れましたが、大人びた絵を描こうとしてました。
写実的に描けることが、大人に褒められる絵だと勘違いしてたからでしょうか。。。忘れました。
自分の為に描いていたはずの絵が、他人の評価を気にするよこしまな気持ちが入り込んできていたような。。。
自然な流れで、進路は芸術大学の美術学部、油画科へ。
いい絵を描かなければいけない。
何を何で表現するのか?
テーマは?
評価は?
絵を鑑賞する事はずっと今でも好きですが、いつの間にか
あんなに描く事が好きだった絵が、辛いことになっていました。
かなり早い段階に画家なることに挫折していたと思います。
今、あれから何十年も経ち、僕の目の前には6歳の娘がいます。
キラキラした目で夢中になって絵を描いています。
小さな芸術家です。
間違った方向に導かないようにしないと。。。
思うまま、感じるままに自由に
描き続けて欲しいです。
2枚目は「お父さん」です。
アルファベットの意味も知らない娘の絵。
あっ! 胸に「AHO」の文字がっ!
もうバレてるじゃん!!!(笑)