カズマデザイン|外構・庭づくりとグラフィックのアトリエ

裸婦デッサン

10代の頃に描いた裸婦デッサン。

初めて女の人の裸を描いたのはいつだったろうか。

何となく覚えているのは。。。
恥ずかしくて、イーゼルに置いた大きなスケッチブックで、
見えないように顔を隠して、顔を真っ赤にして
うつむいてばかりいたと思います。

「もっと、よく見て描くように!」

なんて先生に言われても、恥ずかしくて前を見れない。

ピュアだった、あの頃の僕。
今もですが(笑)

10代の頃に描いたkazuma作のデッサンです。

何枚も裸婦デッサンを描くうちに、
裸体をモノのように冷静に観察して描けるようになっていました。
慣れってすごいですね。
真剣に集中していると、よこしまな気持ちなんて入りこまないんです。

10代の頃に描いたkazuma作のデッサンです。

僕は男ですから、女性が性の対象です。
まあ、神様がそういうふうに設計しましたからね(笑)

10代の頃に描いたkazuma作のコンテ画です。

でも、裸婦を描いている時は、そうならないんです。
冷静に人体として、観察している自分になっているんです。
欲情していたら絵なんて描けないですから。
「画家の目になっている」というやつです。
そうすると、冷静な気持ちで、「女性のカラダはなんて美しいんだ」て思うんです。

 

映画「タイタニック」で、

レオナルド・ディカプリオが、ケイト・ウィンスレットの裸体をスケッチするシーンがあったじゃないですか。

映画を観る人は、あのシーンにエロスを感じるかもしれませんが、

当の青年画家役のディカプリオは欲情していません、たぶん。

「画家の目」として裸体を捉えて美しいと思っていたと思います。

 

当時、僕にはそう感じました。

監督のジェームズキャメロンが描いたらしい裸婦デッサン

 

 

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