つい先日、夫婦で名古屋市のミッドランドスクエアシネマにて
日比遊一 監督作品の映画「名も無い日」を観てきました。

何と言いましょうか、圧倒的なヒューマンドラマで見終わった後(3日経過した今)も心に何度も反芻します。

あまりにも残酷的な現実。

しかもこの作品は監督ご自身の実話に基づいた(9割ほど本当のことが入っている)ポートレイト的な作品というから驚きです。

 

上映後に監督と作品に出演された俳優の穴倉秀磨さんのトークショーがあり、いろんな撮影時のエピソードも聞くことができました。

 

映画は観る人によって、心にひっかかる所がきっと色々なんでしょうね、

自分の人生と重ねたりしますし。

感受性も違いますし。

 

僕がこの作品で1つ感じたことは、こんな残酷な現実と重たいテーマを表現されていたのに、

とても不謹慎な事かもしれませんが、兄弟や親戚、友人とのが育まれていたことがとても羨ましいなと思いました。

 

僕自身が何だか幼少期から親兄弟とのが育まれていないように感じてると言いますか、

ドライと言いますか、お互いに他人に興味関心がなくて表面的で軽いと言いますか。。。(笑)

そんな家族関係はいくらでも世の中にあるでしょうけどね(笑)

 

そういった育った環境からなのか、元々の生まれ持った自分の性格・性質なのかは分かりませんが、

僕自身が、「他者とのを育む」という事に対して少し苦手に感じているという自覚がございまして、

(これは僕自身の人生の課題です)

何だかそういった意味でも自戒の念を込めて、本作品の「孤独死」を扱った作品は、深く深く感じ入る作品でした。

 

 

余談ですが
上映前に今回の上映主催者様のナイスなフリで監督に対面でご挨拶する機会があったのですが、

つい緊張してしまいまして、気の利いた挨拶もできず!もー!僕のおバカ!(苦笑)反省!

 

 

昨年10月に観た映画「はじまりの日」といい今回の「名も無い日」といい2作品連続の感動作(名作)です!

みなさんぜひ! オススメですよ!