先月、久しぶりに家族旅行に行きました。
夫婦共々、休日も働いてしまうことが多く、
夏休みにも小5の子供を何処にも連れて行ってあげる事ができませんでした。
だからという訳ではありませんが、今回の家族旅行は頑張って
4泊5日で瀬戸内海の小豆島(ショウドシマ)へ。
小豆島のとある宿に泊まった時に貴重な体験をすることができました。
日本人の奥様とアメリカ人のご主人で経営している宿。
その宿にはプライベートビーチがあり、そこにハンモックがあったのです。
もちろん我が家の庭には有りませんが、
今までの人生の中で何処かの施設にあったハンモックに乗って楽しんだ経験は数回あるんです。
しかし、今回のこの小豆島でのハンモックは格別な感動がありました。
旅先でテンション高かったから?
それもあるでしょう。
しかし、改めて大切な事に気づいたんです。
ハンモックが楽しいのは、その周りのロケーションがいいから。
ハンモックに揺られれながら、優しい潮風が頬に当たり、眼前には美しい瀬戸内海が広がっています。
そりゃあ、ロマンチックな気分にもなるってもんですよ。
つまり、ハンモックそのものも楽しいのですが
その周りのロケーションが大切なんです。
これはまさに、僕が多くの人々に伝道しています「アルフレスコダイニング」に似ていました。
伝道と言いましても宗教ではありませんよ(笑)
アルフレスコダイニングとは、戸外で食事をするという意味です。
庭にテーブルと椅子を出して、家の中でしていた食事やお茶をして楽しむという事です。
庭で食事すれば何でもいいという意味ではなく、
食事やお茶をしたくなる魅力的なロケーションが庭に必要になります。
自分の庭に、瀬戸内海の海岸を持ってくる事はできませんので、
今の敷地形状を最大限に活かしたエクステリア、植栽工事をすればいいんです。
そうなんです。
庭造りは、そこに住む人が人生を楽しむ為のロケーション作りです。