kazuma

 

運動習慣と人生の有用期間

 

デザイナーという仕事がら、長時間椅子に座りパソコンモニターと睨めっこしていますと、

どうしても運動不足になります。

 

50歳を過ぎ、とくに脚力が衰えて来ます。

代謝が落ちて来てるせいか普通に生活してるだけで太って来ます。

 

日本人の平均寿命はどんどん伸びているそうですが、活動できない身体で長生きしても面白くありません。

できれば死が訪れるその瞬間までイキイキ動ける元気な身体で生きたいものです。

そう!

目指せピンピンコロリ

 

そこで一念発起して、8月からスポーツジムに通うことにしました。

毎日です。

1日24時間のうち1時間を捻出し、運動時間に充てることに随分と覚悟がいりました。

なぜなら毎日1時間という事は日々の人生、暮らしの一部になるからです。

まだ1ヶ月半しか経過していませんが何とか運動習慣は続けたいと思っています。

 

スポーツジムに通うのは約20年ぶりです。

20年前当時は名古屋市で暮らしており独身で会社の先輩と一緒に週3くらいで行っておりました。

しかし、自分を追い込むトレーニングではなく、スカッシュ、卓球など娯楽として楽しむ為に行っていました。

気楽なもんでした。

 

 

約20年ぶりの今回のジム通いは明らかに目的が違います。

50歳を超えた今、人生の有用期間を少しでも長くする為のトレーニング、活動期間を長くするための鍛錬です。

 

出典:「ドラゴンボール」コミックス42巻(518話)より

 

なんの活動の為のトレーニングか?

もちろん仕事を元気にバリバリ続ける為の身体作り目的です。

 

運動習慣のメリットは肉体だけではありません。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」

と昔から言われていますがその通りだと思います。

 

また、

「身体が弱ってきたら心も弱ってくる」

なんてよく聞く話です。

 

近年、筋トレのメリットとしてマイオカインという若返りホルモンが分泌されることがわかってきたそうです。

そうなんです。

僕の知る限り筋トレはメリットしかないんですよね。

 

最近は日中はまだ暑いですが、夜はだいぶ涼しくなって来ました。

秋はそこまできてます。

スポーツの秋ですよ。

人生をイキイキと生きる為にも運動習慣日々の暮らしの中に取り入れてみませんか?

 

yoshimi

 

養豚場と牛舎を見せていただく機会に恵まれて

 

先日養豚場牛舎を見せていただく機会に恵まれました。

高校時代に2ヶ月だけお世話になった塾の塾長が現在は大学と専門学校の体育の講師をされている傍ら、

8年ほど前から肉用牛の繁殖をされていると聞いていたため、一度牛さんを見せてもらいたいなと思っていたんです。

写真はフリー画像です。

 

 

私は子供の頃から獣医になるのが夢だったくらい動物全般が好きなのですが、今回は「畜産業」に関心があり伺いました。

 

その塾長だった恩師への手土産には何がいいかなと考え好みを聞いたところ、

お肉も魚もお酒も好きということで、田原で知人が育てているこだわり豚をプレゼントしようと思いました。

 

娘がマイクロ豚を飼いたいと幼少期から言っているほど子豚好きなので、

豚肉を買いがてら娘と一緒に養豚場を見学させていただくことができました。

 

過去に豚コレラが流行した関係で現在は保健所の規制が厳しく、

一般人は豚舎に入ることが許可されていないそうですが、

安全に留意して特別に産褥室と子豚のお部屋を見せていただくことができ、

愛らしい子豚たちの集団に娘も私も癒されました♡

写真はフリー画像です。

 

 

しかし残暑厳しい日に行きましたので、豚舎の中は蒸し暑く、

豚さんたちも農場の皆さんも大変な状況下で日々暮らしていることを目の当たりにしました。

 

「思い描いているような場所じゃないよ、匂いも服に染み付くけど大丈夫?」

と知人は事前に言ってくれましたので心して行きましたが、案の定匂いは強烈なものでした。

 

でも私は豚肉になる豚がどのように飼育されているのか娘と一緒に見せていただくことで

食べ物のありがたみを一層実感したかったのと、

食肉になることを知った上で、過酷な労働下にも関わらず、

日々愛情を惜しみなく注いで消費者のことを想いながら育てている方達の働く姿勢を学ばせていただきたかったのです。

 

貴重な見学をさせていただき親子共に良い勉強をさせていただけてありがたかったです。

 

 

その貴重な豚肉を手土産に翌日恩師の牛舎へと向かいますと、

そこは新城の美しい田園風景の中に溶け込んだ、ご自宅の裏手に亡きお父様が建てられた手作りの牛舎がこじんまりと並んでいました。

 

元々サラリーマンだったお父様が仕事の傍らに一、二頭牛を飼っていたそうですが、

定年後から亡くなるまで大切に育てられていた父の姿を見て、恩師は自分が引き受ける決意をされ、

今は雌牛を八頭ほど飼育され、子牛の繁殖をされていました。

 

早朝に起き牛の世話をして、日中は専門学校の教鞭に立ち、夜帰宅してまた牛の世話。

自分が倒れてはいけないと体調管理に常に留意され、愛情込めて牛たちを育てていらっしゃる姿に、

私ももっともっと働かないといけないなと考えさせられました。

 

体を動かし汗水流し、地道な仕事を毎日繰り返すことでしか得られない充実感幸福感がお二人にはありました。

牛舎や豚舎を見せていただけることもご縁がなければできない恵まれた体験。

今回お二方のご厚意により体感できたことを忘れず大切に、今後の人生に活かしていきたいなと思います。