kazuma
デザイナーのカズマです。今回は庭について書きます。
この住宅外構業の仕事をする人というのは、それぞれ色んなアプローチで業界に入ってきたと思います。例えば建築系の学校を出たから、植物が好きだから、造園・お庭が好きだから等々理由は人それぞれです。僕の場合は少し変わっています。以前はお庭そのものには全く興味がなかったのです。キレイな庭を見て美しいなあという人並みな感性は持ち合わせていたと思いますが、特別な思い入れはなかったのです。
この業界を目指すキッカケの種を植えられたのは、20代の頃に1年間滞在したドイツ生活でした。ただこの時、種が植えられただけで何も心に生まれていません。滞独時は画家を目指していましたから(挫折しましたが)。
当時、ドイツで見たドイツ人の日常の光景が強烈なカルチャーショックだったのです。ドイツ人がよく日光浴をしている光景を見ました。日照時間の短いお国だからだと思います。週末、家族は庭のテーブルで静かにお茶したり談笑してゆったりと楽しんでいました。最初は何をしているのかなあと不思議に思ったのですが、ただその「庭時間」を家族でゆっくりと静かに楽しんでいるのです。まるで映画のワンシーン。なんて心豊かな時間の過ごし方なんだ!と感動したのを覚えています。お庭がない人もアパートのベランダで、テーブルを出して楽しんでいるのです。平日の朝からビール呑んでるオジさんもいましたが(笑)
このような若い頃の体験が今に繋がっています。20代の頃に心に植えられた種が、時を経て発芽しました。フランス好きの妻の影響も大きいです。
庭は僕にとって、戸外でお茶したり、食事したり、ビールを呑んだりする家族のための大切な舞台装置。ただ鑑賞する為だけではないのです。戸外で食事することを「アルフレスコダイニング」と言うそうです。次回号は「アルフレスコダイニング」について語りますよ♪
yoshimi
こんにちは!整理収納アドバイザーの
河合善水(よしみ)です。通信を読んで下さってありがとうございます(*^^*)
5月20日(土)学校の日の公開授業で御油小の3年生に「整理整頓のコツ」のお話をさせていただきました。
講義15分・お道具箱の片づけ作業10分という短い時間でしたが、ビフォーアフターの写真に子供達から「すごいー!」と歓喜が上がったり、子供のおもちゃや学用品の整理収納例を見ていただいた保護者の方々からは「なるほど~」と感心いただきました。大人も子供も真剣な眼差しがとても印象的でした♪
通信を読んで下さっているあなたにも、整理収納のコツをお伝えしますね。
整理収納のきほんは、3つのプロセスで成り立っています。
<Step1> これからも使いたいモノ、見たいモノをしっかりと選ぶ (整理)
<Step2> 残したモノ1つ1つにモノのお家である「定位置」を作る (収納)
<Step3> 使ったら元の定位置に戻す (片づけ)
まずここまでをしっかりと行うことで、「いつでも人を招ける家」を作ることができます。
しかし、モノは随時増えていきますよね。新しいことを始めると必ず新しいモノがやってきてどんどんとモノは増えていきます。そこで、
<Step4> 徐々に増えるモノたちを、時々整理する (整理)
<Step5> 使い勝手が悪くなったら、収納の定位置を見直す (収納)
このように、整理・収納を繰り返していくのです。
私たち人間は、人工的に作られた建物の中で、沢山のモノを使って生活しています。今の日本は豊かですのでモノが壊れるまで使い切ることは少なく、次々と溜まるのが自然です。よって整理収納は生きている限り欠かすことのない営みなんです。
食事をし、胃腸で消化吸収し、不要なものは排泄することで体が元気でいられるように、私たちの暮らしも、モノが入ってきたら整理収納し、不要なモノを取り除いていかなければ、家の中が病気になってしまうんですよね。「家の状態が頭の中の状態」とよく言われますものね。
もしあなたが片づけや収納に少しでもお悩みがあるとしたら、片づけられない性格ではなく、整理収納のきほんを知らないだけです。私たちは学校や家庭で教わってこなかったですものね。私も学んだお陰でできるようになりました。お料理は家庭科で習い、母から教わり、結婚して毎日毎日作り続けることで応用できるようになるように、整理収納も習って実践していくにつれて、誰でも楽にできるようになっていくんですよ。
あなたの残りの人生、毎日心豊かに、やりたいことを沢山叶えるために、整理収納してみませんか?
●整理収納のきほんがわかる「絆*整理収納お茶会」
●1年サポートがついた実践型の「絆*整理収納実践講座」
●お宅に伺って一緒に片づけができる「絆*整理収納個人レッスン」
開催しています。いつでもお気軽にご相談くださいね。
先月の第1号では、なぜ私が整理収納アドバイザーになったのか、経緯をお話しさせていただきました。第1号が欲しい方はデジタル版を送りますので、お気軽にメールくださいね♪