豊川市民にはおなじみですが、可燃ごみの袋の色は赤色です。
僕の地区は、月曜と木曜が可燃ごみ収集日の曜日です。

収集日になると、当然の事ですが、あちらこちら赤い袋の山ができます。
なんと醜い光景でしょうか。
美意識のカケラもありません。

遠くからもゴミ収集車が見逃さないようになのか、可燃ゴミをイメージしやすいようになのかわかりませんが、豊川市の可燃ごみの袋の色は赤色が採用されています。
ますます町の景観を悪くしています。

日本は、一部の観光地は別として、無秩序でなんの統一感もない町並みが多いです。
家屋の色も高さも形状もバラバラ、派手な看板や自販機などなど。

ドイツのタバコの自販機。小さく派手さはありません。

古い話になりますが、僕は1996年に1年間ドイツ滞在した経験があります。
1年ぶりに帰国した時に、「日本は、なんて町並みがゴチャゴチャした国なんだ」と感じた思い出があります。

戦後、すごい勢いで日本は経済復興しましたが
美意識をもった町並み計画がなされなかったのか、国全体がゴチャゴチャした町並みになってしまいました。

同じ敗戦国のドイツはどうでしょうか。
町並みはとても美しいのです。

ドイツも戦後は、美意識なんかよりも、とにかく国民の住む場所を作って復興しなければという事で
バラック小屋とはいいませんが、チープな作りの住宅を作っていったそうです。
が、しかし、若い建築家だったかデザイナーだったか忘れましたが
「これじゃいかん!」という事で市民運動をおこして、美意識をもった町並み計画を立て、
街を作っていったという話を聞いたことがあります。

話を戻しますが
ドイツのゴミ収集の仕方もとてもハイテクで景観をこわしていません。
ゴミ収集ボックスは目立たず周りに溶け込む色です。

ドイツのゴミ収集所
ドイツのハイテクごみ収集車

豊川市の赤色の可燃ごみを出すたびに、時々そんな事を思い出します。

 

あっ、ゴミ出しは家族の中で僕の担当になっておりますよ(笑)