kazuma

 

自己哲学を 磨いていこう

 

価値観の多様化した現代社会。

みなさん、何を考え何を目標に何を信じて生きていますか?

 

 

今でも色濃く残っていますが、僕の学生時代は完全に学歴社会でした。

 

少しでもいい大学へ進学し、そして大企業へ就職し、いい給料をもらって、

結婚して家族をもち、新築一戸建てを建てるというのが人生の成功パターン。

 

そして子供にも同じ価値観を押し付けていく。

 

程度の差はあれ、多くの方がこのような価値観を持っていたように感じます。

 

僕の親世代(70歳オーバー)は特に。

日本が高度経済成長を肌で感じていた世代ですから無理もありませんね。

 

資本主義社会における経済合理性という名の神の信仰。

 

しかし、そのながらく続いた価値観が最近崩れ始めているように感じます。

離婚率も40%を超え、新型コロナの影響もあり大きな会社も倒産する時代。

 

多大な影響力を持っていたテレビの力が弱くなり始め、

誰もがインターネット環境のおかげで一人テレビ局のように発信できる時代。

 

 

大きく世の中が変わろうとしているのは多くの人が感じている事と思います。

 

まだ起きてもいない不安を感じ、もしくは実際に経済被害を受け、

コロナ脳(コロナ鬱)になっている方も多いかもしれません。

 

 

 

そんな時代だからこそ、自己哲学を磨いていくのです。

 

自分軸を構築していくのです。

 

誰かに押し付けられたものではなく、

知らず知らずのうちに親やメディアから洗脳されたものではなく、

自分自身のものです。

他人の意見には耳を貸さずに自分勝手に生きろという事ではありませんよ。

 

 

ここで言う僕の考える自己哲学とは

「自分はどう在りたいか」という良質な問いを自分自身にし続ける事

です。

 

本当の自分は今のこの肉体を持った人生において、どう在りたいかという事です。

 

フェイク(偽物)ではなく本物(本当はどう在りたいか)を追求していく旅路です、人生は。

 

そして、

価値観なんて見る人の視点によって変わります

ので、自分の価値観をけして他人に押し付けてはいけないのです。

 

哲学者ニーチェも言っています。

 

「事実なるものは存在しない。ただ解釈があるだけだ」と。

 

Friedrich Nietzsche

 

 

これから日本国内に外国人も増え続け、ますます多様化していく今こそ、

ブレない自分というもの、自己哲学を磨き、

より生産的な事に情熱を傾けられるようにしたいと思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

yoshimi

 

人としての「あり方」 を見つめ磨いていく

 

 

私は今、脳大成理論認定講師を目指して猛勉強中です。

 

「脳大成理論」とは難しく聞こえますが、心・メンタルについて「脳」「脳科学」の観点からわかりやすく学び、
自分自身の心の仕組みとその取り扱い方がわかるようになるための学問です。

 

これを学ぶことで誰でも「大成」できることが証明されているので、脳大成理論と命名されました。

 

日本人は、体が怪我や病気をすれば病院に行きますが、

心を病むと病院に行くのは最後の最後で、まず身近な人に相談しますよね。

 

心だって本来なら体のようにすぐに専門家に相談するべきなのですが、素人さんに相談しているのが実情です。

そういう私自身もかつてそうでしたから、風習なんですよね。

 

日本人は心の扱い方が雑だと言われているそうです。

 

脳や心の仕組みを学び、望ましい未来を作るための自分の取り扱い方をたくさんの人が知れば、

みなさんが本当に楽になりイキイキ輝くので、一人でも沢山の方に知って欲しくて講師を目指しています。

 

 

私が脳大成理論の大好きなところは、手法や技術を学ぶ以上に、

「人としてのあり方を見つめて行く」

ことを大切にしているところです。

 

例えば詐欺師が利益を上げるコツを学べば、被害者が増えますね。

でも心優しい、人のためにと惜しみなくがんばる美容師さんが利益を上げるコツを学べば、喜ぶお客様が増えますよね。

 

手法や技術ももちろん大切ですが、最も大事なのは「あり方」だと思うのです。

 

私自身、自分は純粋で、真面目で、いい人だと思っていました。

しかし学ぶにつれて、いい加減なところ、自分勝手なところ、

疲れるとつい自分目線になってしまうところ、など傲慢さに気付かせていただきました。

 

最初はそれを認めるのが苦しかったですが、今は見つけると

「やったーフェイク(偽物)発見!」

と喜べるようになり、なりたい自分はそれがない人なんだ、より素敵な人になろうと、前向きに努力し続けられるようになっています。

 

そんな視点になったから、出会う人、出会う人の「あり方」をつい意識してしまいます。

 

ここ数ヶ月頑張ったご褒美に、先日友達と猿投温泉「ホテル金泉閣」に行ったのですが、

古くて格安の宿でしたが、隅々まで清潔で心が行き届いていて、スタッフの皆さんも全員感じがよく、

「あり方」の素晴らしいホテルだなと思いました。

 

また、先日私の仕事部屋にエアコンを付けたのですが、工事の業者さんがすごく感じの良いおじさんで、

電話越しに深々頭を下げていたり、お客様目線で温かい言葉や面白い表現で和ませてくれました。

小雨の中とても大変そうだったのに、疲れた素ぶりを全く見せず、終始丁寧に仕事をして下さいました。

 

まさに「あり方」の美しい方でした。

事前の電話説明から当日の作業まで終始一貫して気持ちの良い対応でしたので、

この感動と感謝を伝えたくなり、エビスビールとおつまみをお土産にお渡ししたほどです!

感謝の気持ちを伝えたくて、お土産の中にお手紙も添えました。

名刺をいただきお名前と連絡先がわかったので、今後電気工事が必要な時は、彼にお願いしようと思います。

お客様にもご紹介したいなと思います。

 

 

皆さんも「あり方美人」を目指しませんか?

 

すでにあり方が美しい方も、さらなるあり方美人を目指し続けてほしいなと思います。

私もまだまだ道半ばですが、一生かけて磨き続けたいと思っています。