kazuma

 

子育てと自立

 

我が家には中学生になったばかりの娘がいますが、今回は僕の子育て論について書きたいと思います。

 

我が子に対してどういう子育てをしたらいいのか考えるにあたって、

どうしても自分自身の思い出せる限りの幼少期からの人生を思い返します。

 

たくさん本も読み参考にしましたが、

やはり自分自身の人生体験から来る「氣付き」を大切にしました。

9年前の我が子とパパ。

 

まず大前提として、どれだけ可愛い我が子でもずっと守り続けることはできません。

なぜなら自然の摂理として、親は子よりも先に老いていき、そして先に死ぬからです。

これはどうしようも無いことです。

でも我が子に対して「しあわせになってほしい」と思うのが親心です。

 

ならどうするか?

 

答えは簡単、「自立」してもらうのです。

 

それは物質的にもマインド的にも。

9年前の我が子とパパ。

いつまでも困ったときは頼って欲しいという気持ちもあります、愛してますから。

それでも愛してるからこそ前述の理由から自立してもらうのです。

今は中一ですからまだまだ先の話ですけどね(笑)

 

 

ここで大切になってくるのが「エフィカシーの高さ」です。

エフィカシーとは自己効力感です。

「自分がある状況において適切な行動を遂行できるかどうかの認知、求められる行動を遂行する能力を持ち合わせていることへの自信」

といった意味です。

とくにクリテュイカルエイジの期間が重要です。

クリティカルエイジとは、0〜13歳までの脳の発達が終わると言われている学習限界年齢のことです。

9年前の我が子とパパ。

できればこのクリティカルエイジにエフィカシーを上げておきたいのです。

 

なぜなら大人になってからの脳の書き換えは大変なんです。

僕自身が今でも学び続けながら苦労しています。

 

例えば何か技能の習得をするプロセスと成功の体験の積み重ねを通して自分に自信をつけていくのは分かります。

それはそれで大切だと思うのですが、その習得した技能も、昨今の時代の流れの速さ、テクノロジーの進歩の速さから習得した技能や知識も陳腐化しニーズがなくなるかもしれません。

 

理想は

根拠なく自分に自信を持つこと

が大切だと思うのです。

 

それには親として何を我が子にしてやればいいのか。

 

僕の答えは「愛を伝える」という事です。

 

クリティカルエイジに繰り返し繰り返し。

 

お行儀がいいから、学校の成績がいいから、という条件付きで愛するのではなく、

今のあるがままの君を愛していると伝えるのです。

スキンシップと言葉がけでもって。

心の中で思っているだけではダメです。

さすがに中一の今はスキンシップは照れられちゃいますけど(笑)

9年前の我が子とパパ。

 

「日本人は言葉で言わなくても背中でわかる」と日本人としての機微を大切にされる奥ゆかしいご指摘もありますが、

それは昔の日本のお話。

昨今の情報過多の時代では、ちゃんとはっきりとした言葉とスキンシップで伝えないと雑音に負けてしまう気がしてます。

子供が成長し大人になってからでも「あんなにも親から愛されていたという自信」は潜在意識に深く強く刷り込まれ、

苦難に直面しても、それに立ち向かっていく勇気を湧かせてくれる

と思うのです。

 

先天的な先祖から受け継いできたDNAから来る性分というのが強いのかもしれませんが、

親としてできる事は「愛の言葉がけとスキンシップで伝える」事と、

できるかぎりいい学習環境に身をおいてあげる事ですかね。

 

いい学習環境は経済的な問題が大きいと思いますので限度がありますが、

愛を伝える事に限界はありません。

 

「言葉がけとスキンシップの大切さ」について過去の僕のブログで書いている記事がありましたのでリンク貼っておきます。(ご参考までに)

フリードリッヒ2世の実験

 

 

 

 

yoshimi

 

新緑のお庭で 人間関係を育む

 

みなさんGWはどんな風に過ごされましたか?

 

新芽が伸び草が生え出す季節なので、お庭の手入れをしたという声もよく聞きます。

私も今年のGWは六日間休みにしたので、久しぶりにのんびり家事や家計分析、庭の手入れを楽しむことができました。

 

日々平日も土日も関係なく、夜もリモートワークが多々ある生活なので、

久しぶりに専業主婦気分を味わった気持ちで幸せです♡

 

今年の目標が色々ある中で、

「ご近所さんとの交流を深める」

「娘の中学のお友達と家族ぐるみで親しくなる」

という目標がありました。

4月29日には向かいの80代のご夫婦と後ろの30代の若い夫婦+小さな子供達を招いてお庭でバーベキューを楽しみました。

 

12年住んでいてご近所さんを家に招くのは初めてだったので、

うまくいくかドキドキでしたが、幼児からおじいちゃんおばあちゃんまで異世代交流は想像以上に楽しく、

みんなが喜んでくれて感無量でした。

「こんなことしてくれる人たちいいないよ」とおばちゃんも喜んで下さり、

その後もその日のことを思い出しては花が咲き、開催して本当に良かったなと思っています。

 

5月4日には、中学に進学した娘の新しいお友達一家を招いて同じくバーベキューをしました。

バーベキューは料理するより簡単だからです(笑)

娘の隣の席の子で、入学式の時にとても仲が良さそうな感じの良いご両親だったので、

「仲良くなりたいな〜」と思っていた方だったのです。

子供同士が休日に遊ぶ約束をしたことがきっかけで保護者会でお母さんがあいさつして下さり、

とても気さくで親しみやすい方だったので、勇気を出して LINE交換をしてもらい、バーベキューをお誘いすることができました。

価値観が多様化していますし、みなさん共働きで時間がない生活なので、

おつきあいの距離感を掴むのが難しく感じる時代ですが、

勇気を出して声をかけたことですぐに打ち解け家族みんなが仲良くなれたので、

この先も素敵なおつきあいをさせていただけそうで楽しみです♪

 

私は結婚する前、正直子供が嫌いでした。

嫌いというより、接し方がわからなかったことと、自分の時間がなくなることが怖かったのです。

 

でもお子さんがみえる方はみなさんそうだと思いますが、

子供が授かったことで成長とともに新しい風が吹き、私の世界は大きく広がり続けています。

本当にありがたく幸せなことだなと、娘と主人に感謝がやみませんね。

 

娘の中学はアットホームな私立中なので、先生方と保護者たちが交流し打ち解けられるような空気を作って下さるんです。

そのおかげで私もたくさんのママさんパパさんと知り合え、保護者会役員にもなり、新たな世界が拡充しています☆

 

元々対人恐怖、うつでひきこもり主婦だった私なので、

今でも初対面の方と関係を築いていくことは得意ではないのですが、

なりたい自分は「誰とでも親しめる感じの良い人」なので、自分磨きのチャンスだと思って挑戦しています♪

 

気軽にバーベキューや食事ができるお庭を育ててきて本当に良かったな〜と思う、新緑美しい5月です♪