kazuma
懐かしの韓国映画
何か家族で感動を共有したいなという事で、
2001年公開の韓国映画「猟奇的な彼女」をアマゾンプライムにて鑑賞しました。
中1の娘はK-pop好き、韓国好きですので、家族3人とも楽しめるかなぁという理由です。
公開当時、僕はすでに観ていまして、脚本がしっかりできてるなと感心し感動したものです。
僕にしては珍しくすぐに映画のサントラ盤CDを購入し繰り返し聴いていました。
懐かしい思い出です。
韓流ブームという言葉も久しいくらいに、今では当たり前に芸能界を席巻していますね。
世間では韓流ブームは「冬ソナ」から始まったようなイメージですが、
僕の記憶が正しければ、1999年公開の韓国のスパイアクション映画「シュリ」が爆発的にヒットし評価され、
輸出資源の乏しかった韓国政府が、これに味をしめて国策として芸能に力を入れるようになった
というストーリーがあったように記憶してます。
そして2001年公開の「猟奇的な彼女」。
2003年から日本で公開された「冬ソナ」で、一気に韓流ブームが加速したと思います。
その後の韓流ブームの勢いは周知の通りです。
話は戻りまして今回21年ぶりに鑑賞しました「猟奇的な彼女」。
2001年の公開当時は僕も独身でロマンチックコメディーに感情移入できる年齢でしたが、
50歳になった今どう感じるかなと思いましたが、やはりとてもいい映画でした。
よくできたストーリー構成で、20年以上経過しても名作は色褪せませんね。
ラストは思わず涙ぐんでしまいそうでしたが、僕の隣で観ていた娘はぐっすり寝ていました。
ちょっと中1にははやかったかなぁ(笑)。
我が家はほとんどテレビを観なく、それぞれのパソコンやPad等の端末で、
家族それぞれがバラバラに映像を楽しんでいます。
昭和の時代は1台のテレビに家族全員が集まっていたものですが、これも時代ですね。
たまには家族そろって映画鑑賞もいいものです。
若い頃に観た映画を今観てみるのは不思議な感覚です。
当時の時代背景、住んでいた場所、人間関係などを思い出したり、
今回家族で観ました「猟奇的な彼女」で言いますと、
21年ぶりでしたが、あれから21年の人生を経た今観るのは、
自分の人生経験も重ね合わせ味わい深く感じられます。
僕もモノ創りの人間として20年経っても色褪せないものを作りたいと思った次第です。
yoshimi
夫婦で出雲にお参り に行きました
暮らしはアート、本号で50号を迎えました☆
読んで下さる皆様のおかげで続けてこられたことに、心より感謝申し上げます。
また私一人ではここまで続けることは難しいことでしたが、
夫のカズマくんと毎月励まし合い、デザインしてもらえることで発行できているので、
本当に幸せ者だと思っております。
節目である本号では、皆様と夫への感謝を込めて綴りたいと思います。
5月の半ばに夫婦で出雲に出かけてきました。
娘が生まれてから初めての夫婦二人旅でしたので、とても不思議な感覚でした。
なぜ出雲に行ったかというと、去年末に守護神様を見て下さる方とのご縁をいただき、
私と夫、それぞれをの神様の存在を知りました。
証明することができない世界なので過信するわけではありませんが、
私たちの守護神様について古事記で調べていくうちに、日本の成り立ちや神様について興味を持ちました。
またその後、更なるご縁があり、今お参りすべき神社を教えて下さる方と出会い、
私たちの志や、5ヶ年計画をお話ししたところ、
「ならばこの神社に夫婦でお参りした方がいいよ」と詳細の理由と神社名を教えて下り、
たまたまそれが出雲に集結していたのです。
娘は神社巡りに興味がないので、行きたくないと言い少し悩んだのですが、
幸い父夫婦が娘を預かってくれたのです。
娘もお爺ちゃんの家から中学に通うことを楽しんでくれたので実現できました。
両親が離婚し、父とは疎遠の時期があった私にとって、娘を一人で父の家に行かせたことは今回が初めてでした。
この10年、父との関係を大切にしてきたプロセスがあってのこの出来事でしたので、
こんな日が迎えられたことは本当に感動しました。
父夫婦も娘と過ごせて幸せそうで嬉しかったです。
出雲では、出雲大社をはじめ、たくさんの神社を巡りましたが、
中でも私の現在の守護神様である奇稲田姫様の神社を巡りました。
奇稲田姫様の生誕地、産湯に使った池、夫となった素盞嗚尊様が八岐大蛇から姫を助けた場所、
そして二人が結婚し新居を構えたところ、そして夫婦岩として祀られている磐座。
二日間ずっと神社を巡る旅でした。
それまで私は古事記を読んだことがなかったので、
神様の誕生から日本という国がどのように作られてきたのかを初めて知りました。
古事記は間違っているという説もあるので真相はわかりませんが、
でも先人たちが日本を築いて下さったことは事実であり、いつの時代も男女が協力し合い、
家庭を築き、社会で助け合い、子孫を受け継いできたことの尊さを実感しました。
また古来からの神社を地域の方々が大切に大切に保存し続けて下さっているからお参りできることも本当にありがたいことです。
それなりに年を取り、いろんな経験を積んできたからこそ、
そんなことに気づかせていただけた今回の旅は、私の人生で忘れられない一節になりました。
3月に夫は50歳に、私は先月45歳になりました。
人生の折り返し地点を過ぎ、残りの人生でどれだけのことができるかわかりませんが、
命が尽きるまで、夫婦力を合わせながら、
千年先の子供達に道徳心溢れる温かい日本を残せるよう、
微力ながら自分たちのできることで、日々精進していきたいと思います。