今日は家族で家から歩いて、お弁当を持ってお花見に行きました。
地元の豊川市御油町の音羽川の堤防沿いの桜並木を見に。

 

僕が、大学生から数えて約20年暮らした名古屋市から、
地元の豊川に戻り、この場所で子供を育てていこうと決めたのも、
音羽川の堤防沿いに咲く桜並木の美しさに圧倒されたのがキッカケでした。

高校生の頃までは、「こんな田舎にずっと居たくない!」なんて生意気な事を考えていたんですよ。

結婚して子供が出来て歳を重ねて、価値観がだいぶ変わって来ました。

 

話しを桜の木に戻します。

皆さんは、桜の木を美しいと思いますか?
僕は、木そのものは美しいと思わないのです。
樹形も乱れ、樹皮の色もどす黒い感じです。
(好み、主観ですから好きな方がいましたらご容赦ください)

しかし、年に一度のほんの短い期間だけ、なんとも美しい花を咲かせます。

ほんの短い期間だけ、圧倒的に美しいのです。

樹形も乱れ、樹皮の色もどす黒い感じの木に、ほんの短い期間だけ、圧倒的に美しい花が咲くという
この対比が、きっと、いいのだと思います。
はかなさの美と言いますか。。。

20代、30代の頃にはあまり考えませんでしたが、人生は短い。
きっと、宇宙の成り立ちから見たら、人生は桜の咲くほんの短い期間のように一瞬ではないのだろうか。

人生は永遠ではないのだからこそ、「今この瞬間を精一杯生きる。死が訪れるまで精一杯生きる。」
つまり、「今のこの一瞬をいかに生きるか」これが重要だと思うのです。

 

な〜んちゃって、美しい桜を見て、ちょっと感傷的になってしまいました(照)