地元の豊川市桜ヶ丘ミュージアムで

金魚美抄2020~金魚を描くアーティストたち~

というのを観てきました。

監修されているのは、深堀隆介さん。

今や美術界にてすっかり有名人ですね。

すごいです!

♯金魚美抄2020

なんと僕の大学時代の同期なんです。

同期と言いましても、大学キャンパス内で一度もしゃべった事もないんです。

愛知県立芸術大学というところで
深堀隆介さんは、美術学部のデザイン科
僕は美術学部の油画科なんです。

1学年で
音楽学部100人
美術学部100人
しかいない大学です。

僕の在籍していた油画科は1学年25人しかいなかったんです。

こんな少ないのに、4年も一緒のキャンパスにいて喋ったことないという(笑)

 

 

話しは変わりますが。。。。

 

他の大学のカラーはわからないのですが、うちの大学は変わっているのでしょうか。

 

「芸術表現をしたい!」という強い目的意識を持って入学する方が多いですし、それに

「我が道を行く!」という人たちが多く集まって、横のつながりをつとめて広げようとしない、といいますか。(笑)

あ、決めつけちゃいけませんね。いろんな個性的な人いました。

 

愛知県立芸術大学の美術学部は
・日本画科
・油画科
・彫刻科
・デザイン科
・陶磁科

というカテゴリーに分かれてまして、他の専攻との交流はほとんどない閉鎖的な感じでした。
サークル活動で知り合わなければ、なかなか横の交流は少ない印象でした。

2017年に久しぶりに娘を僕の出身大学に連れて行った時の写真がありましたので掲載します。

↑これは大石膏室の前でパシャり。

卒業して歳月が流れ、娘と一緒に歩く出身大学の構内。感慨深いです

 

芸大(美大)卒業後、1996年に渡独した時、ドイツでの美大を目指してる人と、ドイツで話したことがあるんです。

日本の美大は上記のようなカテゴリーに美大入試の時から分かれているという旨を話したら驚いていました。

 

 

1996年の渡独時の僕です。
当時住んでた街です。

 

「なぜ分かれているの? そもそも芸術は自由なのに、何で表現するかだけの違いしかないのに、カテゴリー分けされてる意味がわかんない!」

 

納得です。

 

島国の日本人の僕には、当時それがいかに閉鎖的な事だったのか気がつきませんでした。

 

現に、デザイン科だった深堀隆介さんは美術家(作家)に。

油画科だった僕はデザイナー(クライアントのための造形家)になっているという現実。

 

だいぶ話がそれて、話しがとっちらかっちゃいましたが
話し戻しますと、この展覧会
令和2年11月8日(日曜)まで開催してますので、金魚好きの方はぜひどうぞ♪

深堀隆介さんの2.5Dの金魚画は必見ですよ。

豊川市のこの展覧会の案内