kazuma
人は社会とともに成長する
「人は何の為に生きてるんだろう?」
こんな問いは誰もが人生において何度も時々考えたことがあるかと思います。
でも明確な確固たる正解があるわけでもありませんから、自分自身に問いをしただけで、
また日常の忙しさに埋もれて忘れていきます。
生きてるだけで人生には諸問題がおき、それに向き合って解決なり最適解を見つけていかなければなりません。
仕事、家族、健康、子育て、人付き合い等々。
食べて排泄して寝るだけなら動物と一緒ですが人間は、
17世紀フランスの思想家パスカルの「人間は考える葦である」という言葉があります。
つまり、葦というのは水辺に育つ、弱く細い草のような植物のことで、
パスカルは著書の中で
「人間は自然の中では葦のように弱い存在である。
しかし、人間は頭を使って考えることができる。
考える事こそ人間に与えられた偉大な力である」
ということを述べています。
最初の問いに戻ります。
「人は何の為に生きてるんだろう?」
この問いに対する今現在の僕の回答は「魂の成長のため」です。
なんだかスピリチャルや宗教みたいな話になってきましたね(笑)。
とくに僕はスピリチャルや何かの宗教に傾倒しているわけではありませんが、
「魂の成長のため」という解釈が僕にとって今一番しっくりきているという訳です。
では次に「どうすれば自分の魂が成長するんだろう?」という問いが出てきます。
一人で滝に打たれればいいのでしょうか?
一人で坐禅を組んで瞑想してればいいのでしょうか?
「どうすれば自分の魂が成長するんだろう?」に対する今現在の僕の回答は
「他者とのお付合いの中で成長する」です。
つまり今回の記事のタイトルの通り「人は社会とともに成長する」です。
他者を通して良いことも悪いことも運ばれてきます。
なぜなら人間は一人で生きていく事はできず、社会の中で協力し合って生きているからです。
心が傷つくことがあるとついつい、この人付き合いを遮断してしまいがちです。
でもこれだと先細っていくだけです。
面倒臭いと感じる場面も多々ありますが、やはり社会が自分を成長させてくれると思います。
もっと違う言い方をすれば、社会生活における自分の役割が自分に氣付きを与えてくれる事があります。
奥さんに対しての自分。
我が子に対しての自分。
友人と会ってる時の自分。
お客さんと対応している時の自分。
それぞれ場面、状況、相手によって役割が違います。
つまり、自分とは単独で存在するものではなく、他者との関係性によって存在するものであるという事がわかります。
そして社会の中で利他的な想いや行動の積み重ねこそが、自分の魂の成長を促してくれることだと感じています。
限りある人生、自分の魂が喜ぶ生き方をしたいものです。
yoshimi
子どもの学力アップのために
最も大事なこと
夏休みが始まりまもない頃、睡眠と脳科学の専門家・伊藤陽子先生主催の無料オンライン企画
「脳から知る、子どもの学力アップお話会」
に参加させていただきました。
娘が今年から中学生になり、片道1時間の通学とハードな部活により勉強との両立に苦悩しています。
あまり勉強が好きではないので、ついついスマホで友達とのLINE にはまってしまったり、
youtubeやTikTokに依存してしまい、親としてより良い関わり方を考え直しているタイミングでした。
娘のなりたい職業は学力が高くなくてもできる職業なので、勉強を頑張る目的が理解できていないところがやる気になれない大きな原因なのですが、それでも親としては、
①授業の内容を理解し理解する楽しさを知り、目標を持って挑戦してほしい。
②やりたくないことでも、やる意義を理解し、やりたいこととやらないといけないことを両立できる習慣づくりをさせてあげたい。
③成績が上がることで自分の自信をつけてほしい。
そんな目的がありました。
もちろん、勉強だけでなく、娘の得意分野を伸ばしたり、
部活で目標実現に向かうことは何より大切だと考え関わっていますが、勉強もある程度がんばってほしいですからね(笑)
さぁ中学入って初めての夏休み。
大量の宿題とともに、お盆までは毎日ほぼ部活があり、家でゆっくり過ごせる時間は限られています。その中で私は母としてどう関わろうか、どうやって宿題をやらせ学力を伸ばそうかと模索していました。
しかしこのお話会に参加して、目から鱗だったのです!
教わったことのポイントを共有しますね。
①日本人は他国と比べて明らかに睡眠不足。中学生は毎日8時間半必要。
睡眠負債が溜まり、時差ボケを起こしている状態。
②常に時差ボケの状態なので、脳が正常に働きづらく、
集中力が低下しており、様々なことにやる気が起きにくい。
③思考をするにはパワーがいるが、youtubeなどのSNSは受け身で良いので楽。
集中力が低くなるとどうしても楽な方に流れてしまいやすい。
④人間にはバイオリズムがあり、毎日同じ時間に寝て同じ時間で起きることでリズムが整う。
さらに朝やることのルーティン化することが望ましい。
⑤生活リズムが整うことで、自然と感情のアップダウンが小さくなり、心が安定する。
故に集中力が上がる。
⑥朝食は和食がいい。ご飯、味噌汁、魚などのタンパク質を加える。
朝から咀嚼することで16時間後メラトニンが出て寝つきが良くなる関係性がある。
とにかく
「具体的にいろんな工夫をするよりも、まずは早寝早起きの習慣化と和食の朝食を摂ることを1週間試すだけで何か違いを感じるからやってみてね」
と教わり、実際に翌日から娘と一緒に寝起きするようにしたら、驚くほどお互いに心身快調になり、
勉強方法のアイデアが湧き、今では一緒に立てた夏休み計画に沿って、
親子で楽しく宿題を進められています♪
今まで悩んでいたのはなんだったのかと思うほどの簡単な土台作りでした。
早寝早起きが大事なこと、パンより和食がいいこと、集中力を高めることが大事などことなど、
今まで色々なことを学んできて理解していたつもりでしたが、どれも関連し合っていることが脳科学では証明されていることと、陽子先生のわかりやすく実体験に基づいたお話のおかげで
「私もやってみよう!」と心を動かしていただくことができ、
お陰様で楽しく充実した夏休みを親子で過ごせています。
知る、学ぶ、そしてやってみて体感するって、とっても大事なことですね!
学童期のお子さんを持つお母さんの少しでもお役に立てれば幸いです。