kazuma

 

ヒーローについて。

 

つい先日、デザインの仕事でZoomで打合せをさせて頂いた時に「ヒーロー」というワードが出てきました。

幼少の頃から少年漫画やアニメなどでヒーローものを見てきた、

とくに男性にとって今だにときめくワードではないでしょうか。

 

「ヒーロー」と聞くと、少年漫画を見て育った僕としてはどうしても

「圧倒的なスーパーパワーを持った人」という「能力」の方に意識がいってしまいがちです。

 

そんな圧倒的能力正義の心を持った人が、悪を倒していく。

なんて単純明快でわかりやすいんでしょう。

僕は単純明快な事が好きなのですが、やはり世の中はそう単純ではない事はこの歳になるとわかりますよね。

 

正義も立ち位置見る角度によってコロコロ変わります。

正義の名の下に大量殺戮をしてきた人類の歴史を見ればそれは明らかです。

 

これは直感ですが、おそらく宇宙の理(ことわり)はものすごくシンプルだと感じています。

ただこの世の中(人間社会)は不純な事に満ち満ちており複雑にしているのではないでしょうか。

 

どんな人の心にも天使も悪魔も棲み着いており、

ちょっとしたキッカケで善い行いををしたり悪い行いをしたりする。

 

とても不安定な状態でバランスを取りながら生きていると思います。

 

 

話しを「ヒーロー」に戻します。

多くの人は幼少の頃、ヒーローに憧れたんじゃないでしょうか。

 

僕もそうでした。

ただ残念ながら、空も飛べないし、岩を持ち上げる怪力もない。

瞬間移動もできなければ、手から「カメハメ波」も出ない(笑)。

 

こんなチート能力は冗談ですが、成長していく過程で、

ヒーローに憧れた少年は、ヒーローになる事をあきらめて大人になっていきます。

 

ここまでは前置きです。

前置きが長い!(笑)

本題は

「本当にそれでいいのでしょうか?」

という皆さんに対する問いかけです。

 

僕は前述のZoomで打合せをさせて頂いた方から「ヒーロー」のお話をお聞きした時に、

とても考えさせられたんですね。

すごくいい人生のテーマを頂いたと。

 

「ヒーロー」とは

「誰かを守りたい」という在り方そのものではないでしょうか。

能力はその手段。

 

地球環境を守るためにエネルギー問題に取り組んでいる、

これもスケールの大きい「誰かを守りたい」です。

「自分の子供、家族を守りたい」これも立派なヒーローの在り方ではないでしょうか。

そうです、

誰もがヒーローになれる

と思うのです。

「誰かを守りたい」利他的な想いです。

利他的な想いによる行動こそ、脳は活性化し、

より優れたパフォーマンスができるという事を学びで知りました。

 

「ヒーロー」とは「在り方」です。

 

まずは身近な存在に対して「守りたい!」

という想いを改めて意識されてみてはいかがでしょうか♪

 

 

 

 

yoshimi

 

娘の整理収納の歴史を振り返って思うこと。

 

娘が8月に整理収納アドバイザージュニア2級の資格を取得したのを機に、

全国の整理収納アドバイザー向けに毎年開催されている「整理収納フェスティバル2020」に親子で登壇させていただくことになりました!

10月22日の10時からオンラインにてお話しさせていただきます。

新しい挑戦にドキドキワクワクしていますが、全国の聴講者の皆様のお役に立てるよう、精一杯努めさせていただきます。

(整理収納アドバイザー向けのイベントでありますが、ご興味ある方はどなたでも参加可能ですので、お気軽にご参加下さいね)

「整理収納フェスティバル2020」

 

先日、企画担当者と司会者、一緒に登壇する親子さんと事前の打ち合わせをさせていただいたのですが、

「なぜ私自身が整理収納アドバイザーになったのか?」

そして

「子供に受講させようと思ったきっかけは?」

また

「子供が実践した整理収納で驚いたり感動したことは?」

等の質問を受け、

娘が生まれてから13歳になるまでを振り返ることができました。

プリントを整理する小1の頃の娘

 

 

過去の子供コーナーの収納変移を写真に記録してあるので見返してみたのですが、

娘が片づけている姿や、洗濯物を畳んでしまう姿の写真があり、

幼い我が子が楽しそうに実践してる姿に心を打たれました。

 

私は正直、子供の遊び相手をするのがあまり好きではなく、

「もっと遊んであげれば良かった」と後悔しているのですが、

唯一胸を張れるのは、整理収納には手をかけて来たことです。

おもちゃを定位置にしまうことや、モノが増えたら一緒に整理して、

残したいモノを選んで新たな定位置を作り、不要なモノはお下がりで差し上げたり処分する。

 

これを定期的に娘と一緒に行って来たので、娘も楽しそうに私とやってくれていました。

 

 

娘にとって片づけや整理収納は「面倒な作業」ではなく、

「ママが一緒にやってくれる楽しい時間♡」だったのではないかと思います。

 

そのおかげか、今でもモノが増えてくると「ママ、一緒にやって〜」と声をかけてくれます。

もう一人で十分できるのですが、我が家にとって

「整理収納」は、母娘の絆を深めてくれる、「幸せ」の時間

になっています。

 

 

今回整理収納フェスティバルに登壇する機会をいただいたことで、

改めてお母さんが整理収納を身につけ子供に教えていくことの尊さと価値の大きさを痛感しました。

 

先進国で生まれた私たちは、沢山のモノを持って暮らす以上、整理収納は欠かすことのできない営みです。

モノは日々沢山家に入って来ますから、作りたい未来に応じて必要なモノを日々日々取捨選択し、

残したモノの定位置作りが不可欠です。

 

この理論を学び習得し体の一部にすることは、あらゆる情報や人間関係の取捨選択にも繋がり、

人生のプロセスである

【思考 → 選択・司令 → 行動 → 結果(現実)】

を望ましい方向へと向かわせてくれます。

 

いつからでも学び実践し習得することができますが、興味の有無に関わらず、

幼いうちから徐々に自然と体得できるに越したことはありません。

 

小さな子供たちが生活の中で日々身につけ素敵な大人へと成長できるよう、

改めて、お母さんたちに整理収納を伝えていきたいと、志に立ち返ることができました。

 

今は新規様向けの整理収納講座やレッスンは休止中ですが、

新サービスの企画はじっくり進めていますので、来年上半期にはお披露目できるよう、

がんばっていきますね!