御油神社へ参拝に行ってきました。
僕の地元の神社です。
なんだか気持ちがいい~
ところで
日本の宗教観って不思議だと思いませんか?
外国人から見たらどう見えるのでしょうか?
正月は神社で初詣(神道)
12月はクリスマス(キリスト教)
亡くなったら葬式(ほとんど仏式、つまり仏教)
どないやね~ん!(笑)
混ざりすぎにも程がある!
いったい我々、日本人の宗教観って何でしょうか?
しかし、これは日本の国民性を考えると大昔から変わっていないと思うんです。
もともと日本では、あらゆる自然に「神」が宿るとする自然崇拝(アニミズム)をし、それに祖先崇拝がミックスされたようなものだったそうですよ。
八百万(やおよろず)の神と言いますよね。
川にも山にも石にも、太陽や月、動物などなど色んな自然物に神様が宿っていると考えて信仰していたわけです。
日本に538年(年代は諸説あり)に、インド→中国そして→百済(朝鮮)を通して仏教が渡ってきましたが、キリスト教などの一神教を信仰している国であれば当然つっぱねる訳です。
ところが八百万の神の国ですから、数多くいる神様に1人増えたってどうって事ないという事で結果的に受け入れました。
ここまで仏教が強い影響力をもった神様だとは想定外だったとは思いますが。。。
国際化された社会の中で、日本人は閉鎖的な印象があるかもしれませんが、こんなに外部の文化、物、人に対してウェルカムな国もないわけです。
ただ超シャイなだけです。
だから、正月は神社、クリスマス、葬式仏教も日本らしいと言えるかもしれませんね~。
聖徳太子の「17条の憲法」に「和をもって貴しとなす」とありますが、これは仏教の教えではありません。
儒教の思想でもありません。これは日本人のオリジナルな精神性なのです。
素晴らしいと思いませんか?
自分たちの宗教「神」以外を攻撃(戦争)する一神教の世界の人たちには理解できない事かもしれませんね。
僕自身の宗教観ですが。。。
クリスチャンでもイスラム教徒でも仏教者でもありません。新興宗教でもありません。
無宗教なんです。
今日、地元の神社に行って来ましたが、別に神道でもありません。
では「神」を信じていないのか?と言ったらそうでもありません。
呼び名は分かりません。「神さま」なのか「サムシンググレート」なのか「宇宙」なのか「お天道様」なのか「愛」なのか。。。ただ存在していて欲しいと思うし、この世界、宇宙が偶然できたとはどうしても思えないのです。
「自然の営み」「自分のこの命」何かの意思が働いているように思えるのです。
だから、自然崇拝(アニミズム)が一番ピンと来てるのかな。。。