kazuma
そこに愛はあんのかい?
このタイトルは、1990年代を代表するホームドラマ「ひとつ屋根の下」の主人公「あんちゃん」こと達也(江口洋介さん)の名ゼリフで当時流行語にもなりました。
僕の好きなフレーズです。
相手に対して、そして何よりも自分自身に対して「人としての在り方」の核心を問う言葉です。
現代社会において世界を席巻しているものは良くも悪くも「金融」です。
コレのために自由になり不自由にもなり、子供の頃から勉強、お受験、学歴、会社、出世・・・といった誰かが作った仕組みの上で右往左往するわけです。
「金融」が支配する今の世の中がいつまで続くのかは僕にはわかりませんが、
それに振り回されるだけでは寂しい人生だと思います。
ただ、この仕組みは自分自身ではどうする事もできません。
山奥で狩りをしながら暮らす訳にもいきませんので、うまく付き合っていくしかありません。
どうせ付き合っていくのであれば、できるかぎり「愛情をもって事に向き合う」ことが大切であり、
最新の脳科学でも「利他的」に考えて行動した方が、脳が活性化し、
パフォーマンスが上がって成果が出るは、相手にも感謝されるは、
自分は好きになるはで、いい事づくめのようです。
物・金といった現世利益に偏り過ぎず、
かといって、霊性を高める事が全てで現実はどうでもいい!といった方向へ偏り過ぎる事もなく、
「バランス」をとる事が大切なのかもしれませんね。
脳と肉体を思いっきり使って「体験」を通して揺れながらも
この人生を味わいつくしていきたいと思います。
僕がアルフレスコダイニング(戸外で食事)の伝道師として、外構のお仕事をさせて頂き、
「日々の何気ない暮らしを楽しむ」ことにフォーカスしているのは、
時には厳しい現実社会の中で、いつかこの肉体と記憶の人生が終わるその時まで
「今のこの瞬間を積極的にイキイキと生きる」
ことを目指しているからです。
できるかぎり愛情をもって、そして色々と揺れながらですが(笑)
yoshimi
目的を持って映画「お終活」を観て
5月の末に夫を誘って映画「お終活」を観てきました。
この映画をなぜ見ようと思ったかと言うと、夫婦の未来を一緒に描き、
そこから今を見て、日々のあり方、行動を見直すきっかけにしたかったからです。
脳大成理論では「なりたい自分(未来)から今を見る」ことを大切にしているのですが、
なりたい自分が大きすぎる私は、その実現のために乗り越えるべきハードな課題が沢山あるので、時々挫けそうになります。
仕事、経済、夫婦関係、親子関係、容姿、健康、自分の能力。
どれもなりたい自分とは程遠いので努力が必要。
もちろん、脳大成理論を学ぶ前(4年半前)と比べれば格段に成長できていますが、
目標が大きいほど差が大きく、大変さは伴います。
でも人生を変えるって、英会話を流暢に話せるようになることよりも時間と労力が大きく必要なのは当然ですよね。
「自分をねじ曲げる」くらいの気持ちで毎日過ごさないと、簡単には実現しないと思うのです。
と聞くと「私このままでいいわ」「挑戦したくないわ」と思われる方もみえるでしょうが、潜在意識は望んでるんですよ。
だから人と比べて落ち込んだり、羨ましくなったり、子供に期待してしまうんです。
私もそんな葛藤を何度も繰り返してきました。
それでも私が「なりたい自分」になるとたくさんの人の役に立てるので、
家族のため、私を信じてくれている友人や受講生様のため、未来の子供達のためにがんばろう!と目的に立ち返るとパワーが出ます。
脳は自分のため(利己)ではなく「誰かのため」(利他)と考えることで能力が発揮されるしくみだからです。
仕事でもありがたいことに期待をしていただいてるので、それに応えたくて努力しています。
でも、私より能力が高い講師の先生方とつい比べてしまいできない自分に苦しんでいました。
そんな時は思い切り利己的な考え方になっており、家族が見えなくなってしまいがち。
でもどんな時も私を支えてくれているのは家族だから、本当は家族のために笑顔でご飯を作り、
暮らしを快適に整えたい!
そんなスイッチを入れたくてこの映画をチョイスしました。
夫は仕事が多忙な中、元気がない私の力になれるならと、一緒に映画を観てくれました(感謝♡)。
結果大正解♪喧嘩ばかりのシニア夫婦がひょんなことがきっかけにこれまでの人生を動画に仕立てて回想したり、
残りの人生をどう過ごしたいか目を向けていくお話です。
人はどうしても自分目線で目の前のことに一喜一憂してしまいがちですが、「未来から今を見る」ことが大切。
過去は変えられないけど「未来」はいくらでも創っていけるからです!
そして「今」の積み重ねが未来を作る。
未来に可能性を描けると、「今」が輝きだすんです。
そして苦しかった過去も「よかった!」に変わるのです♡
これは脳大成理論を学ぶ一番の目的です!
「お終活」を観て、死ぬまで夫婦で支え助け合っていくには、
出会った初心を忘れず、紡いできた日々を時々振り返り、
未来に向けて今できることをコツコツ行うことが大切だと改めて感じました。
そして自分が死ぬと想像以上にたくさんの手続きを家族がしなければならないこともわかったので、
日頃から整理収納を重ね、エンディングノートも作り、
いつ何が起きても家族が困らないようにしたいなと思います。
「お終活」若い方にもオススメです!