kazuma

 

カッティングプロッターの今と昔

 

最近、カメオプラスというカッティングプロッターを購入しました。

すごいですね、こんなに小型でお手頃価格な製品が販売されていたのですね。

最近まで知りませんでした。

 

 

 

 

ちなみにこんな事ができます。

 

①カッティングシートを使用してオリジナルのステッカーを作れます。
②画用紙やクラフト紙をカットして、ペーパークラフトのパーツを作ることができます。
③プリンターで印刷したシールを、好きな形にカットすることもできます。
④アイロン接着用のラバーシートを使用して、オリジナルTシャツなどを作れます。

 

 

このようにカットしたデザイン&文字を貼る事もできますよ♪

 

 

カッティングプロッターは僕にとって思い出があります。

約30年前の画学生だった頃、看板屋さんでアルバイトをしていました。

 

カッティングプロッターで自動カットされたシートを、木枠にトタンを張り、

ペンキでベタ塗りした看板本体に切り文字を貼ったものです。

 

そうです、30年前からあったのです。

ただし当時はもっと大型で高価格でプロの業者さんしか持てない様な物でした。

それが今ではこんなに小型化されて高機能になって素人でも手の届くお値段になったのです。

切り文字の貼り方は今でも身体が覚えています。

約30年前の看板屋業界はまだカッティングプロッターが世に出て間もない時代でした。

その数年前までは職人さんが苦労して習得したレタリング技術で手で文字を描いていたのです。

 

当時、バイト先の看板屋の親方が

「若い頃、苦労して習得した文字のレタリング技術でずっと食っていけると思ったのに、

カッティングマシーンの登場で、誰でも看板作れる時代になったよ~」

なんて嘆いていたのを思い出します(笑)

 

手描きは文字だけではありません。

アルバイト当時、アパート、マンションの建築系の看板を制作する機会が多かったのですが、

完成予想図として描かれる建物のパース画は手描きでした。

パース画職人さんが手描きで描いていたのです。

 

 

今の時代はどうでしょう?

パース画は3Dソフトで制作し、

CMYKの大型カラー印刷機で写真でも3Dパース画でも何でも印刷して看板にシートを貼って作る事ができる時代です。

 

今ではLED看板液晶看板も増えてきました。

2019.9月号-暮らしはアート

 

 

話しを戻しますが、約30年前からプロの業界にはあったカッティングプロッターがやっと我々庶民の手に届く様になりました。

庶民にはニーズが無かったのか随分と歳月かかりましたね。

 

僕は看板屋さんではありませんが、エクステリアプランナーとグラフィックデザイナーでもあります。

カッティングプロッターとグラフィックデザイナーの相性は抜群なんですよ♪

 

活かし方はアイデア次第でいといろ可能性ひろがりますよ♪

遊び仕事に活用していきます!

 

 

yoshimi

 

「子育てと教育を考える講演会」に参加して学んだこと

 

去る7月9日、豊橋公会堂にて

「子育てと教育を考える講演会 〜子どもにとって大切なことは?〜」

に受付スタッフとして参加させていただきました。

 

たくさんの素敵な方々のお出迎えができ、貴重な経験をさせていただきました。

ご来場下さった皆さま、ありがとうございました。

 

 

今年は3部構成でどの先生方も素晴らしい講演でしたが、

メインの増田勝利先生の講演で私が心に響いたことを皆さんに共有しますね。

 

 

有名な「ルビンの壺」「妻と義母」は皆さんご存知だと思います。

ルビンの壺
妻と義母

 

 

脳は自分が注目している側の光景が目に飛び込んでくると他が見えなくなる性質であることから、

子育てで言うならば、子供のできていない部分や目につく嫌な部分ばかりがつい目についてしまい、

そこばかり指摘したくなってしまうのは、脳の仕組みからすると自然であり、

多くのお母さん方が経験されていることと思います。(私も!)

 

 

騙し絵は見え方が2通りですが、対人関係は多方面から捉えることができます。

解釈には正解はなく無数にありますよね。

 

例えば子供がいつ見てもスマホをいじってばかりだったら、

「またスマホで遊んでる!」「またyoutubeやゲームばかりしてる!」

なんてつい思ってしまいがちではないですか?

 

 

でも「本当にそうだろうか?」と考え、違う側面を見ようと意識すれば、

友達と大切な連絡をしてるのかもしれないし、疑問に思ったことを動画で調べているのかもしれません。

 

決めつけて見てしまうと大脳辺縁系ネガティブ感情が発動し、

冷静に相手を理解しようという前頭葉が働けなくなるしくみなので、

つい嫌な指摘したくなってしまうのもなんですね。

 

 

嫌な指摘ばかりしていると子供は親がだんだん嫌になり、信頼関係がじわじわ崩れ、

蓄積の結果反抗したり、さらに長期化すると親子の確執となり、

大人になると疎遠に・・という悲劇に繋がりかねません。

 

 

ちなみに江戸時代は反抗期がなかったそうで、本来親子の関係が健全に育まれていれば、反抗期はないそうです。

(衝撃ですよね!だから反抗期がなかった方は心配せず喜んで下さいね)

 

 

また自己肯定感が低い人は、子供の良くないところが見えがちです。

脳と心のしくみを知り、しくみを活用した実践をし続ければ、

トラウマすら変えてていけることが脳科学で証明されています!(応用脳科学と言います)

 

 

大人がいくつになっても自分(性格)を変えられること。

誰にでもいくつになっても可能性があると心から信じられれば、

子供に心から伝え、子供の可能性を引き出してあげられる親になれます。

 

子供が「挑戦って大変だけどでも楽しい!」「大人になるのが楽しみ!」

と思えるかどうかは、私たち大人の日々の姿にかかっています。

 

しかし残念ながら、今の日本の若者の死因トップは自死です。

これは社会=私たち大人の責任だと思います。

 

私たち大人も生きづらい世の中になってきていますが、だからこそ、

自分達のことだけでなく未来を担う子供たちのために

まずは自分が人として大切な生き方をしていきたいものですね☆

 

私もそう日々自分に言い聞かせ、一歩ずつ進んでいます。