普段、毎日家で皿洗いをしていますと、時々思い出すことがあります。

ブログでたびたび書いていますが、

僕は大学卒業後に1年バイトしてお金を貯めて翌年の1996年に1年間ドイツで暮らしていました。

 

年齢の近い海外からの留学生も多くいて、
ある日、大学の学生寮に招待されて寮生達が共同で使用できる台所のあるちょっと広い空間がありまして、
そこで軽食を頂きながらの交流会みたいなことがありました。

1996年ドイツでの交流会にて。一番左が若き日の僕。

 

ひと段落して、皿洗いを手伝おうと皿を洗い始めて、少しして皆の視線を感じたのです。

え? っと思っていたら、

どうやら水を流しながら洗う事がNGだったようです。

 

そうなんです。

ドイツの水道代はとても高く、

ざっくりですが東京と比べてドイツのベルリンの水道代は2倍ほど高いそうです。

 

なので、水を流しっぱなしで食器を洗うなんて現地では信じられない行為だったのです。

 

 

僕は実家暮らしをしている時に親は水を流しながら洗っている光景を見て育ちましたので、

食器洗いはそういうもんだと思っていたのですね。

 

 

 

話を戻しまして、ドイツの学生達がどういう風に洗っていたかと言いますと、

シンクもしくはシンク内にオケを置いて、台所用洗剤を混ぜた水を溜めて、

そこで洗っていました。

 

 

そしてキレイな水のオケで軽くゆすいで乾燥スペースに置く。

 

 

びっくりしたのが、まだ台所用洗剤の泡がたくさん付いているのに、

そのまま乾燥スペースに置かれているのを見て、

 

ははーん、なるほど!さすが環境先進国のドイツ!

 

洗剤が付いたままでも人体に安全な台所用洗剤が開発されてるのね!

 

と人に聞いたら、

 

「そんな物は無いよ。普通の台所洗剤だよ」

 

ですって(^_^;)

 

 

いやいやいや〜(^_^;)

エコで地球環境を考えているのかもしれませんが、

人体環境にはとても良く無いですよ〜

 

 

 

といった遠き日の思い出です(笑)